
薪と炭、それぞれの特徴をまとめました
キャンプといえば焚き火、そしてその火を使った料理ですね。
ところで、キャンプで燃やすものって薪と炭があります。それぞれの特徴や使うタイミングって意外と知られてないのでは?なんて思うんです。
そこで今回は薪・炭火それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました!
薪のメリット:癒し、あたたかさ、熾火での調理

やはり焚き火の魅力は燃え上がる炎。
何時間でも見ていられます…
ゆらゆら燃え上がる炎に癒される

画像見るとわかりますけど「最高の瞬間」です
薪の最大のメリットがコレ。燃え上がる炎です。
最初は小さな火を育てていって、やがて大きな薪が燃え始める。
パチパチ、シューっと鳴りながら揺れる炎は何時間眺めていても飽きません。
この瞬間こそキャンプで一番楽しいときですね。何もしない、でもそれが良い…
炭だと炎にはならないので、眺めて楽しむことができないんですよね。そもそもの用途が違いますが…
焚き火をして、その炎を眺めて楽しめる。これは薪の良さですね。
炎が上がるのであたたかい

3月にやったキャンプの早朝。寒かったけど焚き火がありがたかった…
まさに焚き火本来の使いかた。炎にあたって温まるなら、薪が一番です。
大きな薪が燃え上がってる時って、本当にあったかいんですよね。熱量を感じる、みたいな。
写真は3月にやったキャンプの早朝ですが、この日はめっちゃ寒かった…
朝起きてコンパクトパワーヒーター(左側においてあるやつ)を点けるも、それだけじゃ身体がガタガタ震えるくらいの気温でした。
そこで急いで火を起こして、焚き火をしたらこれが本当にあったかい…「極楽」状態でした。
炭火ももちろんあたたかいんですが、燃え上がった焚き火と比べるとその差は歴然。
暖を取るなら薪ですね。熱量が違います。
熾火状態なら炭火っぽく使える(煤がつかない)

ヤカンでお湯沸かしたりするなら、熾火にしてからにしましょう
デメリットのところに書きますが、焚き火で調理すると煤がついちゃうんですよね。
薪が燃えると煙にヤニがはいっているので、それがフライパンやヤカンにくっついちゃう感じ。これがなかなか取れません…
しかし!熾火(ある程度燃え切って炭火っぽくなった状態)になった薪なら、調理に使っても煤がつくことはありません。煙が出ないからですね。
ですのでお湯沸かしたり料理作るなら、熾火状態にした薪の上でやるのがオススメです。掃除楽になりますしね。
熾火にすれば炭火っぽく使えるので、最悪炭なくても事足りるのが薪の良いところです。
薪のデメリット:服ににおいがつく、調理器具に煤がつく

煙がすごいので、服ににおいが付くのは避けられない…
キャンプ用の服を用意しておくといいかも
煙がでるので、服ににおいがつく

こんなミニマムな感じの焚き火でも結構においつきます…
これは焚き火の宿命、諦めましょう。服ににおいがつきます。
まぁ個人的には煙のにおいって嫌いじゃないんですけどね。安心する感じがあって。
ただものすごく「焚き火のにおい」って感じがあるので、そのまま飲食店入ったりするのは気が引けるかもしれません。
キャンプが終わったらすぐに洗って、服ににおいが染み込まないようにしましょう。
それか、開き直って焚き火専用のウェア買っとくのもアリですね。キャンプの時はそれ着る、みたいな。
焚き火で湯沸かし・調理すると煤がつく

ちょっとわかりにくいですが、底面に煤がベッタリついてます…
すでに少し触れましたが、焚き火で調理とかすると煤がめっちゃつきます。
そしてこの煤がなかなか取れなかったり…高い調理器具だと凹みそうですね。漂白剤使えば落ちるらしいんですが。
これを防ぐためには、薪が燃え切るのを待って「熾火」状態で調理をすること。煙が出てなければOKです。
それか使い捨て覚悟で網使う、ていうのもアリですね。

網なら煙が通り抜けるので、煤の被害少なめ
網ならフライパンとかよりも煙が通り抜けやすいので、煤落としもちょっと楽になります。
熾火まで待てない・炭忘れた!てときは網使って調理するの、割とオススメ。
炭のメリット:煤・においがつかない、火持ちが良い

続いて、炭の良いところ。
調理するならやっぱり炭火ですね!
煤が付かないので、安心して調理ができる

煙は出ないけど加熱できるという、まさに調理にうってつけなのが炭火
炭火=調理というイメージありますが、理由はこれ。煙が出ないので調理器具に煤がつきません!
焚き火で調理したことも何回かありますが、いずれも煤がついてひどいことになりました…まぁ取れなくなった煤の跡って味があるんですけどね。
そういったことを抜きにして、調理器具をできるだけきれいに使いたいなら炭火で調理しましょう。
煙が出ないので、服ににおいがつかない

煙は全然出てませんが、しっかり炭に火はついてます
炭火は調理器具に煤がつきにくいと書きましたが、服ににおいも付きにくいです!
これも煙がでないゆえのメリットですね。焚き火のにおいが気になる人は炭火メインでキャンプしてもいいかも。
キャンプの後にお店入る予定があるとか、服ににおいを残したくない日は焚き火の代わりに炭火を楽しむのもアリだと思います。
火持ちがとても良い、焚き火と一緒に入れておくと捗る

薪の火が消えそうになっても、炭火があれば新しい薪に火を点けられる
炭火、かなり火持ちがいいです。薪何本も燃え尽きたあとも残ってたりしますからね。
だから僕が焚き火するときは、一緒に炭も火の中に入れておきます。薪がうっかり立ち消えしてしまったときに備えみたいな感じです。
それに炭入れた方が薪がよく燃えますしね。相乗効果で加熱が早くなるんだと思います。
上の写真は、炭火で薪に火を点けているところ。このくらい大きな薪でも、炭火なら割と簡単に火を点けることができますよ!
炭のデメリット:炎が上がらないので、暖を取りづらい

炭のデメリットはやはり見た目や温かさが足りないところ。
焚き火の代わりにはあんまりならないかな…
薪と比べて炎が上がらないので、あまりあたたかくない

画像はだいぶ火がついてるところ。薪に比べると燃え上がる感じはない
すでに触れましたが、炭火は炎があまり燃え上がりません。
そのため、暖を取るという目的にはあまり向かないんです…調理時の加熱には十分なんですが。
薪で焚き火をした時って周囲まであたたかくなるんですが、炭火の場合はかなり近づかないとあたたかくありません。
よく昔の漫画(三丁目の夕日とか)で、火鉢に手をかざして暖を取るシーンとかあるじゃないですか。あったかいのはほんとそのくらいの距離なんですよね。
ですのでキャンプで炭火使って暖とろうとすると、かなり火に近づいて屈む必要があります。
すると姿勢も悪くなりがち、リラックスもしづらいです。暖を取るなら、炭火じゃなくて薪ですね。
まとめ:薪と炭、それぞれの良さを生かして利用しよう

どっちかしかないなら薪かな、なんだかんだ調理もできるし
今回はキャンプに欠かせない火について、薪と炭それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
似たようなもんだと思われがちですが、結構違いがあるものですね。特に煙の有無とか。
あたたまる・調理する・眺めるなど、キャンプの状況に応じて薪を燃やすか・炭を燃やすか選びましょう。
さもないとお気に入りの調理器具に煤がついたり、いくら燃やしてもなかなか暖が取れなかったりするので…
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