【画像あり】シェラカップはいいぞ!おすすめの使い方や一緒に持ちたいギアを解説します

クッカー
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シェラカップって必要?紙コップでもいいような…

そんなふうに考えて、シェラカップの購入を見送ってませんか?

僕もそうだったので、気持ちはよく分かります。買ったの割と最近だし。

でも今なら言えます。キャンプやるならシェラカップは買うべきです。

今回はそんなシェラカップの使い方とか、素材の特徴とかを解説していきます!

ちなみにYouTube動画でも解説してるので、そちらもぜひご視聴ください~~

シェラカップは家でも便利!おすすめする理由5つ

キャンプギア自炊っていうチャンネルでやってます、ぜひご登録を…多めに更新するので!

 

シェラカップとは?ざっくり解説

シェラカップとは金属製のカップのこと

金属のボディ、台形のカップ、水平についた取っ手が特徴

シェラカップとは、金属製のカップのこと。登山やキャンプでよく使われてます。

色んなブランドから販売されてますが、だいたい台形のカップに取っ手がついた形をしてますね。

素材はステンレスやチタンがありますが、そのへんの特徴ついては後述します!

 

シェラカップのおすすめの使い方

お茶やコーヒーをのむコップとして使う

シェラカップの使い方:お茶やコーヒーをのむコップとして使う

取っ手がカップ部分と離れているので、熱くならなくていいぞ〜

一番スタンダードな使い方。お茶やコーヒーを入れて楽しみましょう。

僕は以前紙コップでお茶とか飲んでたんですが、シェラカップで飲むと満足感が違います。キャンプしてるぜ〜〜という感じ。

取っ手がコップ本体から離れてるのもグッド。熱い飲み物でも取っ手が熱くならないので安心です。

 

直接火にかけてお湯を沸かす

シェラカップの使い方:直接火にかけてお湯を沸かす

シェラカップの真骨頂!金属製なので、そのまま火にかけてお湯を沸かせます

金属製ならではの使い方。ケトルとかなくても、シェラカップを直接火にかけることでお湯を沸かせます!

これは紙コップじゃ絶対にムリですし、保温機能がある金属製マグカップでもできません(中に空洞あると破裂する可能性がある)。

上にも書きましたが、取っ手は本体から離れているので熱くなりません。安心して直火やってください。

カップ本体は熱くなるので、口つけるときに火傷しないように注意!

 

冷めてしまった飲み物を火にかけて温め直す

シェラカップの使い方:冷めてしまった飲み物を火にかけて温め直す

焚き火とかアルコールバーナーがあれば、そこにおけばいいので楽

お湯を沸かすのと似てますが、冷めた飲み物を火で温め直せるのも嬉しいポイント。

お茶とか淹れた後に時間経ってしまい、思い出して飲む頃にはすっかり冷めてた経験ありませんか?僕はめっちゃあります

でもシェラカップなら大丈夫!冷めてしまったお茶・コーヒーも、火で温め直せばまたおいしく飲むことができます。

 

鍋ものなどを食べる際の小皿として使う

シェラカップの使い方:鍋ものなどを食べる際の小皿として使う

持ち手が熱くならないので、鍋物などで活躍

意外な使い道がコレ。鍋ものなんかの取り皿として使えます。

わざわざ鍋のためにお椀持っていくのも面倒ですしね。シェラカップ使っちゃえば洗い物も減って楽になります。

冷めたあと火で温め直せるというのも、この使い方がおすすめな理由です。

 

蓋を使ってご飯を炊く(炊飯)

これは完全に趣味の域に入ってますけど、シェラカップでご飯炊くことができます!

シェラカップ用の蓋が売っているので、それを被せて重り乗せれば炊飯が可能。軽くご飯食べたいときにいいですね。

まあ炊飯中は飲み物とか入れられなくなるので、わざわざシェラカップで炊かなくていい気もしますが…(でもやってみたくなるから不思議)

 

シェラカップのメリット・良いところ

丈夫。また金属製のため使い道が多い

シェラカップとトヨトミレインボー

いろんな用途に使えるシェラカップは、できるだけ荷物を減らしたいキャンプにうってつけ

まず丈夫なのが良い!陶器のマグカップとかと違って、落としても割れないので気軽です。

キャンプ中って結構もの落としたり、ぶつけたりしますから…丈夫な金属製っていうのは重宝します!

そして金属製だからこそ、色んな用途で使えるんです。やっぱ直接火にかけられるっていうのが超便利。

ガラス・陶器など色んな素材のカップがありますが、キャンプには金属製のシェラカップこそふさわしい…!

 

基本的に価格が安い

こんなに便利なシェラカップですが、基本的に価格がお安いです。だいたい千円ちょっとくらいでお手頃!

キャンプギアって物によっては数万円とかするので、買うのに躊躇しがちです。欲しいブランドのギアはちょっとしたものでもお高かったり。

でもシェラカップなら大丈夫!ほとんどのブランドで価格似たようなもんですからね。

節約したいけど、キャンプ気分を”アゲ”ていきたい。シェラカップはそんなキャンパーの強い味方です。

 

取っ手をベルトなどに引っ掛けておける

シェラカップのメリット:取っ手をベルトなどに引っ掛けておける

カップ上部と取っ手が水平になっているので、ベルトにかけても邪魔にならない

シェラカップはその独特の形状が幸いして、ベルトなんかに引っ掛けておくことができます。

  • テーブルがいっぱいで置けない
  • 地面にカップ置きたくない
  • 移動時に邪魔にならない程度に持っておきたい

なんて時はベルトに引っ掛ければOK。邪魔にならないし、両手が空きます。

乾かすときも、ポールやロープに引っ掛けておけるのがいいですね。ホントにキャンプ向き。

 

スタックして重ねやすいので邪魔になりにくい

僕は1つしか持ってないのであまり関係ないですが、スタック(重ねること)できるので収納がコンパクト。

フツーの円柱状のコップだとこうはいきません。カップの形状が台形で、取っ手が本体から離れてるからこそできるわけです。

家族でキャンプ行く方は、コップをシェラカップに統一するとパッキング(収納)が楽になるのでぜひお試しを。

 

シェラカップのデメリット・悪いところ

底の面積が小さく、五徳に乗らないことがある

トライアングルグリッドで不安定になるシェラカップ

角に乗せれば安定するけど、火の当たり方が偏ってしまう

シェラカップの特徴である台形のボディですが、この形であるがゆえ底の面積が小さいです。

すると五徳の隙間に入ってしまい、上に乗らなくなるということが発生。めっちゃ不安定になっちゃいます。

僕の場合、トランギアのアルコールバーナー用五徳「トライアングルグリッド」でその問題が発生しました…(上の画像を参照)

 

十字型の五徳ならその心配はなくなるので、アルコールバーナーとか使うなら買っておくといいかも。

 

金属性で熱伝導性が良いため、飲み物が冷めやすい

シェラカップのデメリット:飲み物などが冷めやすい

お茶など割と早く冷めてしまうので、都度温めなおすのが良さそう

これはお湯沸かしやすいというメリットと表裏一体ですが、金属製のボディは冷えやすいです。すると当然、中の飲み物も冷めやすくなります。

※ステンレスは割と保温性ありますが、やはり冷えやすくはあります

とはいえ冷めたら火にかけて温め直せばいいので、そこまでのデメリットではないかもですね。

冷めにくいダブル(コップの中に空気の層が入ってる)のカップは直火にかけられないですし。

 

シェラカップの素材について

アルミ:熱伝導性が良いが強度がちょっと低め

シェラカップの素材:アルミ→熱伝導性が良いが強度がちょっと低め

アルミ製のキャンプギアといえば、トランギアのメスティンが有名

軽くて熱伝導がよく、サビにも強い。そんな素材がアルミ(正式名称はアルミニウム)です。

普段の生活で見かけることも多いですが、やはりキャンプギアで使われることも多め!

トランギアのクッカー「メスティン」もアルミ製ですしね。

※メスティンについてはメスティン(TR-210)をレビューした記事に書いてます

 

デメリットとしては、強度があまりないこと。

上に書いたメスティンも、力入れると曲がりそうになっちゃいます。

まぁキャンプギアにそんな強度がかかるシーンはなさそうだけど…

 

ステンレス:錆びにくく丈夫。熱伝導性はあまり良くない

シェラカップの素材:ステンレス→錆びにくく丈夫。熱伝導性はあまり良くない

キャンプギアによく使われるステンレス。錆びないのが良い

錆びにくく、熱に強く、劣化しにくい。それがステンレスです!

使い勝手が良い素材のため、こちらもキャンプギアでよく使われます。僕のシェラカップもステンレスですし。

 

デメリットは熱伝導率が低いところ。アルミに比べてお湯とか沸かすのに時間かかりがちです。

といっても、熱伝導率が低いってことは保温性が高いということ。あながち悪い点でもないんですけどね。

※保温マグや魔法瓶では、その保温性が活躍してます

 

チタン:軽くて頑丈!値段がお高い

シェラカップの素材:チタン→軽くて頑丈!値段がお高い

アルコールバーナーの上にある五徳がチタン製。綺麗な焼き色がついてるのもわかるはず

軽くて、強くて、錆びない。そんな夢のような素材、それがチタン。

おまけにアレルギーの原因にもならないという特徴もありますね。表面に酸化皮膜があるため、汗やリンパ液が触れても金属が溶け出さないのがその理由です。

あとキレーな焼き色がつくのも嬉しかったりします。バイクだとそれが理由でチタンマフラー人気ですし…

 

デメリットとしては、お値段が高めなこと。

例えばシェラカップ、チタン製の場合はステンレスの倍くらいの価格です!(後で書きます)

なんでかというと、天然のチタンは酸化しているためそれを還元(純チタンにする)作業工程が必要となります。そしてそれがなかなか難しく、コストがかかるようで…

良いものは高い。

それを教えてくれるのがチタンです。

 

おすすめのシェラカップ

スノーピーク シェラカップ(E-103)

スノーピーク シェラカップ(E-103)

現状、使っていて不満なし!しかもスノーピークブランド!

僕が使ってるステンレス製シェラカップです。正直これでいいと思う

  • 縁が丸まってて口当たりが良い
  • 取っ手が熱くなりにくい、持ちやすい
  • 内側に目盛りがついてて計りとして使える

という具合に万能選手。価格も安いので”無敵”です。

 

そして何より「スノーピークブランド」というのが良いですね。

スノピのキャンプギアってお高めで手を出しにくいもの。基本的に数万円以上しますからね。

でもこのシェラカップなら1,000~2,000円(2019/1/26現在)!お手頃価格でスノピギアが手に入ります!!

「ブランド志向はあるものの、お金はない…」そんなあなたにこそ、スノーピークのシェラカップはおすすめです。

 

スノーピーク チタンシェラカップ(E-104)

上に書いたシェラカップのチタンバージョンです。特徴はほとんど同じ。

正直こちらは持ってないんですが、違うのが素材くらいならおすすめしても大丈夫だろみたいな感じです。チタンの方が良い素材ですし。

注意点としては、ステンレス製のスノピシェラカップより1,000円くらいお高いです(ほぼ倍)。

それでも十分安いですけどね、スノピは他製品めっちゃ高いですし。

 

シェラカップと一緒に使いたいキャンプギア

アルコールバーナー(アルコールストーブ)

トランギア アルコールバーナー

アルコールを燃やして火をおこす、超原始的なストーブ。ゆらゆら揺れる炎、癒される…

アルコールで火を起こすギアです。僕が使ってるのはトランギア製。

なんといっても良いのはこのコンパクトさ!メスティンに入っちゃいます。

こいつと水・コーヒーをもって山に登り、山頂で淹れたコーヒーを飲む。ロマンじゃねえか…!

トランギア アルコールバーナー

こんな感じに、超省スペースでお湯沸かしたりできる

ガスバーナーと違って、炎がゆらゆら揺れるのを眺められるのもいいですね。煙の出ないミニ焚き火って感じで。

ミニマムなキャンプやるなら、ぜひシェラカップと一緒に使いたいキャンプ用品です。

 

シェラカップリッド(蓋)

シェラカップリッド(蓋)

保温性を高めたり、米を炊くときに活躍。実はこれチタン製。

そのまんまですが、シェラカップにかぶせる蓋です。

保温用としても使えるようですが、ほとんど炊飯用ですね。シェラカップで米炊けるようになります。

アルコールバーナー+シェラカップ+シェラカップリッドで米を炊き、蓋の上に乗せて温めた焼き鳥の缶詰でご飯を食べる!

ある種究極の「ミニマムキャンプ」じゃないでしょうか。絶対に楽しい!

 

まとめ:シェラカップ、持っててソンはしないから一つは買っとこう

シェラカップでコーヒー

キャンプ場、シェラカップで飲むコーヒーはうまいぞ〜〜

今回は、シェラカップの使い方や良いところ、素材などについて解説しました。

正直言って、キャンプやるなら買わない理由はありません!こんなにコスパが良くて色々使えるギアってなかなかないですし。

すでにカップ持ってる方も、ぜひシェラカップ使ってみてください。

きっと「買ってよかった」と思うはずなので!

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