キャンプでご飯炊きたい!メスティンってどうなの?
キャンプに慣れてきたら、ご飯を炊きたくなります。これはみんな通る道。
そしていずれ万能クッカー(調理器具)、メスティンにたどり着くはずです。
とはいえ、メスティンがどんなものか・使い方とかわからないと買う踏ん切りがつきませんよね。
そこで今回は、実際に使ってる僕がメスティンをレビューします!ぜひ参考にしてください。
トランギア(trangia)のメスティンについてざっくり
メスティンとは、スウェーデンのトランギア社(trangia)が製造しているアルミ製クッカーのこと。
アルミでできているので熱伝導性が高く、アルコールバーナーでも十分に熱が回ります。
アルミ製ゆえに、電子レンジでは使えません。火花飛ぶらしいです…
ご飯を炊く飯盒にもなるし、食材を蒸したりもできる万能な調理器具なんです。
ちなみにメスティンのサイズは2種類あります。
- TR-210(750ml)
- TR-209(1350ml)
僕が買ったのは上のTR-210。一人用にちょうどいいサイズですね。
TR-210 | TR-209 | |
サイズ | 17×9.5×6.2cm | 20.7×13.5×7cm |
容量 | 750ml(1.8合) | 1350ml(3.5合) |
重量 | 150g | 270g |
※商品名クリックで、Amazonの販売ページに行けます
トランギア(trangia)のメスティン「TR-210」外観・質感
開封時はビニールに包まれ、説明書きが貼ってある
購入直後はこんな感じ。ビニールに包まれて説明書が入ってます。
取っ手は中に入っているので安心してください。
手触りはすべすべ、かなり軽く感じる。フタのバリに注意
ビニールを取ったところ。アルミ一枚板って感じですべすべしてます。
あとめっちゃ軽いのがいいですね。これで頑丈なんだから嬉しい!
フタはかなりガッチリ閉まります。そう簡単には外れないので、米炊く時の圧力にも負けないのかな?と思いました。
フタのフチ周辺はバリがあるので注意!できればヤスリで落としておきたいところ
取っ手は割とラフな作り、簡単に取り付けできる
メスティンを開けると、中に取っ手が入ってます。作りとしてはかなりラフな感じ。
メスティン外側についている穴に、取っ手を取り付ければ完成です!
…正直「これでいいの?」くらいラフですが、そのシンプルさがまた良いんでしょう。たぶん。
使う前にシーズニング(焦げ付きにくくする手入れ)をしてもグッド。
今回は夕闇迫っていたのでやりませんでした!
トランギア(trangia)のメスティン「TR-210」でご飯を炊く方法
手順①:米と水を1:2の割合でメスティンに入れる
メスティンで米を炊く方法はいっぱいありますが、ここでは自己流の手順を紹介します!
まず、米と水をメスティンに入れていきましょう。
一応最初に軽くメスティン洗っておくといいかも
計量カップなんて使わず、紙コップでOK!米と水を1:2の割合で入れていきます。
紙コップ一杯分の米をメスティンに入れたら…
その2倍、紙コップ二杯分の水をメスティンに入れます。
分量的にはこんな感じになります。
ちなみに、使う米は無洗米が便利です!研がずに水入れるだけでいいので。
僕が使ってる米も無洗米です!めっちゃラク〜〜
手順②:30分放置して、米に水を吸水させる
メスティンに米と水を入れたら、30分間放置!
じっくりと米に水を吸わせるわけですね。大事な時間。
正直この時間はかなりヒマになるので、他のおかず作ったり読書するのがオススメです。
僕はKindle持っていきました。電池数週間持つし、ライトもあって読みやすいので便利。1つは持っておくといいですよ!
「Kindleのおすすめ機種をランキングにした記事」に、どの機種がおすすめか書いてあるのでぜひ参考にしてください〜!
※別ブログの記事です
手順③:焚き火や炭火で20分間加熱する
30分間水を吸わせたら、いよいよメスティンを加熱します!
焚き火台の上に五徳をセットして、20分間加熱しましょう!
僕が使ってる焚き火台と五徳は、両方ユニフレームのやつです。おすすめ
途中で吹きこぼれるので、そうなったら少し火を弱めてください。炭ずらすとかして。
中が気になるとは思いますけど、開けたりせず20分間加熱を続けましょう。
手順④:火から離して10分間放置(蒸らす)
20分間加熱したら、火から離して10分間蒸らします。
取っ手は全然熱くないんですが、メスティン自体は熱いので注意!下に敷くものあったほうがいいですね。
ここでも中が気になると思いますが、我慢して10分間放置。
手順⑤:完成!少しやわらかめの、おこげ無しごはん!
10分間の蒸らしが終わってメスティンを開けると…ごはんが炊けてます!
僕の手順だと、合計1時間で少し柔らかめ・おこげ無しのごはん。焼きたてのウィンナーによく合うんです…!
固めがいいとか、おこげ欲しい!って場合は水の量とか加熱時間を調整してみてください。
今回紹介した手順を元に、自分好みの炊き具合を見つけるのもまた楽しい…!
トランギア(trangia)のメスティン「TR-210」は焼き鳥缶詰の湯煎にもぴったり
TR-210のサイズ感、缶詰にジャストサイズ!気軽に湯煎ができちゃいます。
ホテイの焼き鳥缶詰なら、2つまで同時に湯煎できますね。
湯煎時のコツとしては、
- 缶詰のフタは開けておく(破裂防止)
- 水は少し浅めに(沸騰して缶詰に水が入るので)
- 湯煎時間は3~5分くらい
といったところ。メスティンに限らず、缶詰の湯煎では気を付けたいポイントです。
湯煎後はフタもかなり熱くなっているので、ヤケドしないように注意!
ちなみに写真で湯煎している缶詰、ホテイのやきとり缶です。うまい。
トランギア(trangia)のメスティン「TR-210」で調理やプリン作りもできる
メスティンは基本的に飯盒、ごはん炊くのに使いますが料理も可能!
僕はまだ挑戦できていませんが、上の本のように色んな料理を作ることができます。
中にはカスタードプリン作ってしまう猛者もいるとか…”メスティンマスター”じゃん…!
トランギア(trangia)のメスティン「TR-210」良いところまとめ
- シンプルで頑丈なつくり、しかも軽い
- 加熱しても取っ手が熱くならない
- ごはん炊く以外にもいろいろ使える
実際に使ってみて感じた良いところは、上のとおり。
さすがに人気なだけあって、使いやすいですね。シンプルさの勝利!
デメリットは特に感じませんけど、強いて言えばフタのバリくらいでしょうか…?
必ずバリ取りする必要もないですけど、手を切らないように注意!
ちなみに空焚きは絶対NG!!
さすがのメスティンも歪んで使えなくなるとのこと…
おまけ:メスティン「TR-210」はしょっちゅう品切れになるので、買うならチャンス逃さずに!
僕もそうだったんですが、メスティン超人気ゆえに買えないことがあるので注意!
アマゾンでは割と在庫切れなこと多いです。みんな買うから。
この在庫切れに乗じて数千円の値上げ出品している業者もいます…!
そんな時に買う方法ですが、モンベルとかの実店舗で取り寄せしてもらうのがベスト。
僕は実際に取り寄せで買いましたけど、2日で受取できました!サンキューモンベル。
「どうしても欲しいけど、Amazonで在庫切れ!」なんて時は、実店舗にお願いしてみてください。
まとめ:トランギアのメスティンはいいぞ!キャンパーなら一つは持っておこう
- メスティンとはトランギア社製造のアルミクッカー
- 質感は軽くてすべすべ。フタのバリに注意
- ごはんを炊くには1時間ほどかかる
- 缶詰の湯煎にも便利、2つ同時にいける
- ごはんのみならず、色んな料理が作れる
- Amazonでは在庫切れ多し。実店舗で取り寄せもおすすめ
今回はトランギア(trangia)社のアルミクッカー、メスティンを紹介しました。
実際使ってみると、これが人気な理由がよくわかります!完成されたシンプルさ。
価格もお手頃なので、キャンパー諸兄はぜひ買うべき!キャンプ場で炊くホカホカのごはん、マジでウマいです…!
ぜひメスティンを手に入れて、キャンプをもっと楽しんでくださいー!
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