たぶん最初に買うことになるテント、それがドーム型!
横から見ると半円っぽい形のドームテント。
これからキャンプを始める人が最初に買うのがこの型になると思います。ソロには一番ピッタリなので。
この記事では、ドームテント購入を考えている方向けに
ドームテントのメリット・デメリット・オススメや人気商品
を開設・紹介します!
キャンプ初心者の方も、ドームテントを買い足そうと思ってる方もぜひ参考にしてください。
※ちなみにこの記事でのドームテントは、主にソロ向けドームテントの解説となります
※ワンポールテントについては「ワンポールテントは設営がラクでそこそこ広い!メリット・デメリットや立て方、実際に使ってるおすすめ商品を解説!」を参考にどうぞ!
ドームテントとはポールをしならせて立てるタイプのテント
ドームテントとは、ポールをしならせて(曲げて)立てるタイプのテントのこと。
設営にちょっとコツがいりますが、ペグなしでも自立するのは地味に便利です。地面硬くても関係ないですし、移動もカンタンにできるので。
人数としてはだいたい1~2人用が多いです。モノによっては3~4人いける製品もあるみたいですが。
ソロキャンプやるなら、ドームテントを最初に買うのがオススメです。
ドームテントの立て方(設営)・収納方法
インナーテントにポール通して立てるのが一番ムズイかも
設営方法:インナーテントをポールで立てる→フライシートかぶせる→テントシートつける
ではドームテントを立てていきましょう!
まずインナーテントを広げて…
折りたたみのポールを組み立てて、1本の長いポールにします。
ポールをインナーテントに通していきます。
だいたいのドームテント、長いポールが2本あると思うので両方通しておきましょう。
ここが正念場!ポールの端をインナーテントの角に固定します。
コツとしては「片方のポールを固定→ポールをうまくしならせて反対側のポールも固定」という感じ。
インナーテントに通してある部分が突っ張りやすいので、ならしつつポールを固定しましょう。
インナーテントの4つの角にポールを固定したら、もうほぼテントの形!
この時点で自立するので、あとはフライシートを被せてテントシートつけるだけです。
フライシートを被せて、角をインナーテントに固定します。
テントシートつけない場合はこれで完成!
テントの底を汚したくない・地面が砂利多くて穴が開きそうという場合は、テントシート(グランドシート)をつけるのがオススメ。
ドームテントは完成したら横にしても崩れないので、そのまま倒してテントシートつけましょう。
テントシートを固定出来たら完成!そのまま持ち運べるのがいいですね。
ちなみに使ってるのはGEERTOPのテントシート。安くて丈夫でオススメです。
※参考:「【GEERTOP】テントシートをレビュー!安くて丈夫、しかも軽量なグランドシート」
あとは好きなところにテントを運びましょう、タープの下とかいいですね。
どうでもいいけどこの画像、めっちゃ力持ちに見える。
撤収・収納方法:ポールを抜き、キャリーバッグのサイズに合うように畳んで押し込む
では撤収・収納手順を写真で解説していきます。
まずはポールをインナーテントから抜いていきましょう。
抜いたポールは邪魔にならないよう、折りたたんで置いておくとグッド。
ポールを抜いたら、インナーテントを畳んでいきます。
まず半分に畳んで…
もう一度半分に畳みます。この時、短い辺の長さがキャリーバッグより短くなるように!
ポールやフライシートを上に乗せ、インナーテントと一緒に巻いていきます。
なるべく空気が入らないよう、圧迫しながらたたんでいきましょう。
あんまり膨らんでるとキャリーバッグに入らなくなるので…
たぶん途中で「入らなくね?」という気持ちになってきますけど、端っこをうまく引き揚げながら押し込んでいけば…
入った!無事収納完了~~!!
毎回入らなかったらどうしよう、みたいにハラハラするんですよね。
早くキャリーバッグ全部横開きになってほしい…そしたら適当でも入るのに…
ドームテントのメリット・良いところ
- ソロにちょうどいいサイズ、重量
- ペグなしで自立するので設営後に移動できる
- 撤収前にひっくり返して乾かせる
ソロキャンプにちょうどいいサイズ、重量
ドームテントの大きさ・重さは本当にソロ向き。ソロキャンプやりたい人にぴったりなんです。
ちょうど人ひとりが寝て、横に荷物置くといっぱいになるサイズ感。秘密基地みたいでワクワクしますね…!
重量もワンポールテントと比べると軽いものが多く、モノによってはなんと1kg切る製品もあります(まぁそういうのは高いですが)。
ソロキャンプ始めようって人は、まずドームテントから買うのがオススメです。
ペグなしで自立するので設営後に移動できる
これがドームテント最大のメリット!ペグなしで自立します!
設営の手間も減るし、ペグ刺さらないくらい固い地面でも気にせずテントを立てることが可能。
しかも設営後に持ち上げて好きな場所に移動もできちゃいます。ホントありがたい…!
日中の日差しが強い時は日陰に移動して、夜は空が見えやすい場所に移動するっていうのもオツですね。
ワンポールテントみたいにペグ留め必須だとこうはいかないんですよね…これはドームテントならでは!
撤収前にひっくり返して乾かせる
ドームテントは一度組み立てれば、ひっくり返したりしても崩れません。
これが撤収前の乾燥に役立ちます!だってそのまま逆さまにすればいいだけですからね。
乾かしにくい底面も、ドームテントなら画像のとおり!テントシートごと乾かせます。
この乾燥作業ってちょっと面倒ですけど、ドームテントなら割とラク。
ドームテントのデメリット・悪いところ
- 設営にちょっとコツがいる
- ストーブなどをインストールできない
設営にちょっとコツがいる、ポールしならせて固定するとことか
ドームテントはワンポールテントに比べて、設営にコツがいります。
あの「ポールをしならせつつインナーテントに固定する」ってとこがややムズなんですよね。慣れてないとめっちゃ時間かかったり。
それに対してワンポールテントはペグさえ打てば、あとは真ん中にポール立てるだけ。非常に直観的でわかりやすい。
この点に関してはドームテントのデメリットです。慣れればスムーズに立てられるんですが…
ストーブなどをインストールできない
ドームテント、基本的にストーブ類を中に入れることができません。天井が低いですし。
一度チャレンジしてみたことあるんですが、テント内の空気が重くなってきて「あ、これ死ぬな」と確信してすぐやめました。あれは危なかった…
対してワンポールテントは天井が高く、フライシートにベンチレーション用の窓があることが多いのでストーブが入れられます。
※テントのメーカーとしてはだいたい非推奨ではありますけど
冬キャンプはテント内もかなり冷えるので、ストーブが使えないというのはドームテントの痛い点ではありますね…寝袋+ホッカイロで耐えるしかない…!
ドームテントをおすすめする人
- ソロキャンプが多い人
- 軽い、小さいテントに魅力を感じる人
- 設営後にテント移動させたい人
ドームテントをおすすめする人は上の通り。
基本的にソロキャンパーならドームテントでいいと思います。場所をサッと変えるのもソロの人ならやりやすいですし(グルキャンだと移動しにくい)。
コンパクト・軽量なものが多いので、徒歩キャンパーにもいいですね。ちょっとでも軽くなればバス移動とかも楽でしょうし。
実際に使ってる、おすすめのドームテント
バンドック、安いのに丈夫でかなり良い!
BUNDOK(バンドック)ツーリングテントBDK-18
本格的にソロキャンプ始めるか~~と思って買ったテント。それがこのBDK-18!
インナーテント・フライシートなど必要なものがすべて揃っていて、中にランタンかけるフックもついてます。とりあえずこれさえあればOK!
しかもかなり丈夫!僕も2~3年使ってますがいまだ故障ありませんし、Amazonのレビューでも高評価です。
そんなBDK-18のお値段、実はかなりお手ごろ!だいたい5,000円前後で買えちゃいます(2019/8現在)。
最初のテント、初めてのドームテントにぜひぜひおすすめです。
※参考:「【ソロ】BUNDOK(バンドック)のツーリングテントBDK-18をレビュー!安くて丈夫なドーム型テント」
キャンパーに人気のドームテント
ハバNX欲しい、でもお高い…!!
コールマン(Coleman) テント ツーリングドームST
これもドームテントの超定番!コールマンのテントです。
このテントの良いところは前室をタープみたいにできるところ!ポールさえあればフライシートを跳ね上げて屋根付きの前室を作れます。
ちなみにこの記事の設営写真に写っている、友人のテントがこれです。使ってる人やっぱ多いんだなぁ~~
MSR ハバNX(一人用)
軽い・丈夫・設営しやすいという、ソロ用ドームテントの良いところを集めたテント!
ふたりソロキャンプという漫画にも登場しています。主人公の厳さんが使っているテントですね。
※参考:「キャンプ・アウトドア系漫画のおすすめまとめ!ソロでの暇つぶしにも最適です」
山岳用のテントということもあり、丈夫で風に強いのも納得。いろんなキャンパーからの支持を集めているベストセラーです。
ただまぁ…お高いです。バンドックの10倍くらいします。良いものって高いんだなぁ…
まとめ:ソロならとりあえずドームテントがおすすめ!
今回はドームテントについて、設営方法やメリット・デメリットを紹介しました。
サイズ・重量的にも、設営後に移動できる点もソロにはピッタリ。乾かしやすいのもいいですね。
冬にストーブ入れられないのは辛いですが、そこは寝袋とホッカイロで頑張りましょう。それがキャンプ!
この記事を参考に「とりあえずドームテント買ってキャンプやってみっか!」と感じた方は、ぜひ購入してみてください。楽しいですよ~~!
コメント