冬キャンプがかなり快適になります!
冬キャンプ、寒いですよね。当たり前ですけど。焚き火を消した後が特にツラい。
そんな時に活躍するのが石油ストーブ!こいつがあると、寒い時期でも快適にキャンプできるようになります。
今回はそんな石油ストーブの中でもオシャレで燃費の良いトヨトミレインボーストーブをレビューします!
冬キャンプがツラくなってきたキャンパー、ぜひ参考にしてください。
トヨトミ レインボーストーブとは20時間以上使える対流型の石油ストーブ
レインボーストーブとは、トヨトミが販売している対流型石油ストーブのこと。
驚異的なのはその燃費!フルパワーで20時間使えます(パワー絞ると30時間)。他のストーブと比べても圧倒的です。
推奨はしませんが、一晩中点けていても余裕ですね。真冬のキャンプにもってこい。
めっちゃ明るいのでランタンの代わりになりますし、上にヤカン乗せてお湯沸かすことも可能。最悪焚き火できない場所でも、これ一つあればキャンプできそうです。
デメリットとしては対流型(上方に熱気がいく)のため、横方向はあまり暖かくならないところ。タープの下で使わないとあまり活躍できないかも…
サイズ・寸法 | 485.7×388×388mm(H×W×D) |
重量 | 約6.2kg |
タンク容量 | 4.9L |
暖房出力 | 2.5kW |
火力調節幅 | 1.25kW |
燃料消費量(最大~最小) | 0.243~0.122L/h |
燃焼継続時間(最大~最小) | 約20.2~40.2h |
暖房の目安 | コンクリート(集合):9畳(15.0㎡)まで 木造(戸建):7畳(11.5㎡)まで |
耐熱芯 | 23種 |
備考 | 乾電池単2×4本が必要 2重タンク構造で灯油がこぼれにくい 耐震自動消火機能あり 40Wの明るさ |
トヨトミ レインボーストーブ外観・使い方(開封後の準備)
外観:レトロでおしゃれな見た目。底が広く安定感◎
トヨトミレインボーの外観。あれですね、もうめっちゃオシャレ。銀色の笠が良いアクセントになってます。
サイズ感としてはそこまで大きくはないですね。十分に持ち運べるサイズ、車のトランクにも入ります。
底が広めのデザインになっていて、倒れにくいのもグッド。実用性もしっかり兼ねてます。
天板はフラットになっているので、上にヤカンやフライパン載せて加熱することも可能です。
使い方:開封直後からスイッチ入れるまで
トヨトミレインボー開封直後。まずは天板やガラス筒についてる緩衝材を外していきます。
※写真を撮り忘れましたが、置台(本体下にある板)は必ずセットしておいてください
最初に取っ手を外しましょう。突起をうまく合わせて、左右に引っ張ることで外れます。
次に天板上の金具をオフ。これは乗ってるだけなので持ち上げれば外せます。
天板をオフ。これも乗ってるだけなので持ち上げるだけ、包装を外しておきましょう。
ガラス筒。こいつのおかげでレインボーの光が生まれます。
ガラス筒外すと、内部の緩衝材に触れるので外しましょう。
包装・緩衝材を外したら、今まで外したパーツを戻して(見た目は)完了!
点火に電気が必要なので、乾電池をセットします。使うのは単二電池×4。
裏に電池用の場所があるので、そこをオープン。
単二電池×4をセットします。蓋を閉め忘れないように注意!
それでは、灯油を入れていきましょう…給油口があるので反時計回りに回してオープン!
給油口に灯油を入れていきます。燃料量を正確に測るため、平らな場所でやるとグッド。
灯油は最大でも「満」のところまで。「危」の部分までは入れないようにしてください!(「満」と「危」めっちゃ近いけど…)
給油口の蓋をしめて、燃料補給完了!
このまま20分放置して、芯に灯油を染み込ませます。
いよいよ点火ですが、その前に以下の2点をやっておいてください。
- ツマミの上にある蓋を開け、燃焼筒がしん調節器に正しくセットされているか確認
- ツマミを点火方向にゆっくり止まるまで回し、耐震自動消火装置をセット
※「RL−250取扱説明書」の6ページを参考にどうぞ
準備ができたら、点火ツマミを「点火方向」に回して点火します。
「ピィーッ」という音が鳴るので、そうしたらツマミから手を離してしばらく待ちましょう。
点火成功です!虹色の光が美しい…!
ちなみに消すときは、ツマミを消火方向に回せばOKです。
トヨトミ レインボーストーブのメリット・良いところ
オシャレな外観、ランタンの代わりにもなる明るさ
トヨトミレインボーのメリット、なんといってもオシャレな外観でしょう。実用品でありつつも、キャンプを彩るインテリアでもあります。
石油ストーブっていうとちょっとダサいというか、垢抜けない感じがありますよね。おばあちゃんの家とかにありそうな感じ。
トヨトミレインボーにはレトロでありつつ、ちょっと北欧的な雰囲気が感じられます。本当にいいデザイン。
寒いキャンプは嫌だけど、ダサいのも嫌!
そんなキャンパーに、トヨトミレインボーはめっちゃおすすめです。
20時間使える燃費の良さ、パワー絞れば40時間
僕がトヨトミレインボーを買った理由がこれ!なんとフルパワーでも20時間連続で使えます。
冬キャンプって焚き火を消した後が極寒。最悪、シュラフなどの装備がハンパだと凍死の可能性もあります。いやホントに。
でもテント内にストーブをインストールできれば、凍死のリスクはかなり下がります!石油ストーブの暖房力はすごいです。薪ストーブみたいに薪を入れる手間もないし。
つまり一晩中ストーブを点けておけるなら、安心して冬キャンプを楽しめるということ!
トヨトミレインボーの20時間という持続力・燃費は、冬キャンプに快適さと安全をもたらしてくれるんです。
熱が横にいかず、金網に触れても火傷しないので安心
トヨトミレインボーは対流型ストーブという種類で、熱が上に放出されます。部屋全体を対流であたためるという感じですね。
そのため、真横にはあまり熱が放出されません。うっかり横から手を触れて火傷する可能性がかなり少ないんです!
上の写真ではガラス筒まわりの金網に触れていますが、これが全然熱くない。身を持ってその安全さを体感できました。
ただし天板やその周辺はかなり熱いので注意!火傷します!
上でお湯沸かしたり調理したりできる
石油ストーブの”良さ”がこれですね。上でお湯沸かしたりフライパン加熱したりできます。
これの何が良いって、焚き火しながら調理ができるってところ。
焚き火って、そのまま料理しようとするとフライパンとかにスス・ヤニがめっちゃ付きますよね。だから、料理するなら炭火や燠火状態にしてから料理することになります。
でも炭火状態だと焚き火の「炎がゆらゆら揺れているところ」を見て楽しめないというジレンマ。せっかくなら焚き火見ながら料理したいのに…
トヨトミレインボーがあれば、天板で調理できるので「焚き火を見ながら調理」ができるようになります。焚き火消した後に軽くお湯沸かしたりしてもいいし。
天板で湯沸かし・調理ができるの、トヨトミレインボーの良いところですね。
トヨトミ レインボーストーブのデメリット・悪いところ
横方向に熱がいかないので、タープとかないとあたたまりにくい
トヨトミレインボーストーブは対流型。熱は上に放出され、空気の流れで部屋全体を暖めようとします。
つまりキャンプみたいに「周りが囲まれてない」状況では、上を塞がないと熱がどんどん逃げていってしまいます。早い話が、タープやシェルターが必須ってことですね。
もう書きましたけど、真横には熱が全然いきません。だからちょっと離れるとあたたかさを感じられないのが残念なところ…
テントにインストールするときは大活躍なんですけどね。空間全体をあっためてくれるので。
まとめ:家でも使えるし、冬にキャンプやりたい勢は買うと捗るぞ!
今回はトヨトミの石油ストーブ、レインボーストーブをレビューしました。
タープやシェルターがないと効果が激減しますが、その燃費や明るさはかなり魅力的。見た目もオシャレですしね。
キャンパーにも愛用者は多く、僕も買ってよかったと思ってます。かなり冬キャンプが快適になった…!
冬キャンプが不安なら、買って損はしないギアです。ぜひおためしあれ。
冬キャンプがツラくなってきたキャンパー、ぜひ参考にしてください。
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